引っ越し先の賃貸マンションでご挨拶に行くべき範囲はどこまでなのか。
基本的なマナーをおさえておきましょう。
- 引っ越し挨拶に行く範囲
- いつ挨拶に行ったらいいのか
- 何を持っていけばいいのか
- 挨拶の内容はどんなものか
- 引越し挨拶は本当に必要なのか
転勤族でいろんな住居を転々としているわたしの実体験も交えてお伝えします。
賃貸マンションの引っ越し挨拶の範囲はどこまで？
- 左右2軒と上下2軒
- 大家さんや管理人さん
基本的にはここを押さえておけば間違いありません。
一番下の階や一番上の階、角部屋などの場合はあてはまる部屋に挨拶に行けばいいです。
後でくわしく説明しますが、悩むお部屋がある場合は挨拶に行くことをおすすめします。
なぜなら挨拶しておいた方がメリットがあるし、挨拶されて嫌な気持ちになる人はほとんどいないから。
[st-kaiwa1]挨拶に行かなくて後悔することはあっても、挨拶に行って後悔することはない！[/st-kaiwa1]
大手企業が貸しているマンションだったり、管理会社が管理しているマンションの場合は大家さんや管理人さんへの挨拶は不要です。
いつ挨拶にいったらいいの？
常識的な時間（朝9時から夜6時くらいまで）の中で、できるだけ早いタイミングで挨拶に行くのがいいです。
ベストは引っ越しのトラックが来る前。
これから荷物を搬入するので迷惑をかけます、という挨拶をすることができます。
それが無理なら、荷物の搬入が終わった後、早いうちに挨拶に行きましょう。
家の中がまだぐちゃぐちゃでも、身なりを整えて挨拶だけ済ませてしまうのがいいです。
何を持っていけばいいの？
引っ越し挨拶には粗品を用意するのがマナー。
賃貸マンションであれば、「御挨拶」の熨斗をつけた500円前後のものを持っていきます。
わたしはどんな家庭でも使えて、もらっても困らないラップをいつも渡しています。
【もっと詳しく知りたい！】
＞＞「私が引っ越し挨拶の粗品にラップを選ぶ5つの理由。包装とのしを写真で解説！」を読む
大家さんや管理人さんへのご挨拶は、1,000円前後のものがいいでしょう。
同じようにラップであれば本数を増やしたり、菓子折りでもいいと思います。
挨拶の内容は？
- 部屋番号と名前、家族構成
- 迷惑をかけるかもしれないこと
この2点を伝えれば大丈夫。
引っ越し挨拶は、顔と名前を覚えてもらうという目的もあります。
どこに（部屋番号）どんな人（名前と家族構成）が住んでいるのかを伝えましょう。
それから、今後迷惑をかけてしまうかもしれないことを伝えておきます
「今から荷物を搬入します。音など迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくおねがいします。」
「小さな子どもがいます。声や足音など十分気をつけますが、ご迷惑がありましたらおっしゃってください。」
「仕事の関係で深夜に出入りすることがあり、ご迷惑をおかけするかもしれません。」
こんな具合に伝えて、最後に「よろしくお願いします」と挨拶しましょう。
引越しの挨拶って本当に必要？
地域にもよるのかもしれないけれど、引越しの挨拶をしない家庭も増えてきていると感じます。
女性の一人暮らしなので防犯のために引っ越し挨拶をしない、ということもありますよね。
[st-kaiwa1]一人暮らしということを知られない方が安全だから！[/st-kaiwa1]
そういった場合を除いては、挨拶はしておいた方がいいと思います。
[st-kaiwa1]特に子どもがいる家庭はした方がいい！[/st-kaiwa1]
その理由は3つ。
- 挨拶をしておくことでトラブルになりにくい
- 災害時の助けになることがある
- 地域の情報が得られることがある
初めから「こういったことで迷惑をかけるかもしれません。」と言っておくだけで、印象がかなり違います。
顔も知らない他人だと許せなくても、顔や名前のわかっている相手なら許せることもありますから。
それから、万が一引越ししてすぐに地震などの災害が起こった時に助けになることがあります。
一度でも挨拶して言葉を交わしておくと、「同じマンションに住んでいる人」という連帯意識が働くので助け合えるのです。
[st-kaiwa1]わたしは防災の意識も持って、引っ越し挨拶回りをしているよ。[/st-kaiwa1]
相手が気さくな方なら、地域の情報を教えてくれることもあります。
同じくらいの年齢の子どもがいたりすれば、幼稚園や学校のことを聞けるかもしれません。
今までに「挨拶なんてよかったのに…」と言われたこともあります。
だからといって険悪な仲になるわけではないので、やはり挨拶はしておいた方がいいと思っています。
まとめ
賃貸マンションの引っ越しの挨拶のマナーをまとめます。
- 両隣2軒、上下2軒、（大家さんや管理人さん）に行く
- なるべく早く行く
- のしをかけた500前後の粗品を持って行く
- 部屋番号、名前、家族構成、迷惑をかけるかもしれないことを伝える
基本を押さえておけば、悩む必要はないですね。
迷ったら行っておいた方が、後悔がないですよ。
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