最近は戸建ての賃貸も増えてきています。
戸建ての場合、悩んでしまうのが「どこまで引越しの挨拶に行くか?」ということ。
マンションと違って家のある場所がバラバラなので、自分の場合はどうなんだろうとわかりにくいんですよね。
わたしは今までに2軒の戸建て賃貸に住みました。
その時の経験を踏まえて、
- 引越しの挨拶に行く範囲
- 持っていくもの
- 挨拶に行くタイミング
をお伝えします。
戸建て賃貸ならではの困ったこともいくつかあったので、その解決法もシェアしますね。
引っ越しの挨拶はどこまで行く?
結論!
- 家の敷地が接している家
- 共用の道路を使う家
- 町内会のやり方にしたがう
- 大家さん
引っ越しの挨拶に行く範囲は、一般的には「向こう三軒両隣」と言われています。
両隣の家2軒と、道を挟んで向かいの家3軒という意味ですね。
こんな風にきれいに家が建っていればそれで問題ないけれど、実際はそうじゃないことの方が多いです。
そんな時の判断基準が、
- 家の敷地が接しているかどうか
- 共用の道路を使うかどうか
ですね。
こういった家には挨拶に行った方が間違いないです!
それから、一軒家だと賃貸といえども町内会に属している場合が多いです。
- 町内会のやり方にしたがう
ということも頭にいれておきましょう。
家の敷地が接している家
両隣はもちろん、家の裏やななめなどが接している場合もありますね。
庭の草木がはみ出してしまったり、洗濯物がとばされて落ちてしまったり、思いがけない迷惑をかけることもあります。
敷地が接しているお宅には引越しの挨拶しましょう!
共用の道路を使う家
ちょっとした袋小路を通って入る家って多いですよね。
その袋小路はそこに住んでいる人しか使わない、共用の道路のようなもの。
どこかの家の私有地だったり、近隣の家の共用財産だったりすることもあります。
車の出し入れなどで顔を合わせることも多いし、万が一事故など起こした場合のことを考えて、共用の道路を使う家には挨拶しておいた方がいいです。
町内会のやり方にしたがう
町内会のやり方があれば、それにしたがいます。
地域によっても違うけれど、自治会の結びつきが強い地域は特にこれが重要。
基本的にはまず町内会の会長さん(もしくは班長さん)のところに引越し挨拶に行き、どういうやり方をしているかを聞きます。
町内会に属しているのかどうかを見極める方法は2つ。
- 家賃の項目に「町内会費」の記載がある
- 隣の家に聞く
物件の情報に「町内会費」の文字があれば間違いなくその家は町内会に属しています。
不動産屋に地区の会長(班長)のことを聞きましょう。
そこでわからなければお隣さんの出番。
引っ越し挨拶に行った時に町内会はどうなっているのか、会長(班長)はどこの家かを聞きます。
わたしの体験談ですが、地域の結びつきの強い場所で賃貸の一軒家に住んでいたときのこと。
物件情報に「町内会費」の項目があり、不動産屋に教えてもらった班長さんのところに挨拶に行きました。
すると、そこでは町内会の班のすべての家に引っ越し挨拶に行ってほしいと言われたんですね。
[st-kaiwa1]その数、全部で15軒![/st-kaiwa1]
けっこう離れた家も同じ班だったので、挨拶に行きました。
大家さん
大家さんが個人で近くに住んでいる場合は、挨拶に行きましょう。
何かとお世話になることがあります。
家の持ち主が企業だったり、遠方で会えない場合には挨拶はいらないと思います。
何を持って行く?
引っ越しの挨拶には粗品を持っていくのがマナー。
わたしのおすすめは、
- どんな家族構成でも使える生活用品
- 好みがわかれないもの
- 500円前後の品物
です。
わが家はラップと決めています。
【もっと詳しく知りたい!】
おすすめしないのが、お菓子などの食べ物ですね。
賃貸の一軒家って、まわりに住んでいる年齢層がバラバラのことも多いんです。
みんなに喜んでもらえるお菓子を選ぶのって大変だし、食生活ってアレルギーやこだわりのある人も多い。
それに、在宅時間もバラバラなのでなかなか会えなくて挨拶できないこともありました。
賞味期限のある食べ物だと無駄になってしまうことがあります。
挨拶に行くタイミング
挨拶に行くタイミングはできるだけ早く!
引っ越しのトラックが来る前に「これから荷物の搬入でご迷惑をおかけします。」と挨拶できるのがベストです。
その後だったら、引っ越しが終わってなるべく早くに行くようにします。
荷物の片付けは後回しで、まずは身なりを整えて挨拶に行きましょう。
挨拶回りの軒数が多かったり、生活時間が違ったりするとなかなか会えない家もあります。
時間や曜日を変えて何度かチャレンジしてみてください。
どうしても会えない場合は、挨拶の手紙を書いてポストに入れておくようにします。
入るようであれば、粗品も一緒に入れておきます。
まとめ
引っ越しの挨拶に行く範囲は、次の4つのポイントで判断します。
・家の敷地が接している家
・共用の道路を使う家
・町内会のやり方にしたがう
・大家さん
最低でも家の敷地が接しているお宅には挨拶に行った方がいいです。
引っ越しの挨拶は、迷ったら行っておいた方が無難。
特に戸建ての場合はゴミ捨て場など、近所の家と協力して使うことになります。
挨拶をしておくことで避けられるトラブルもあるので、挨拶しておくことをおすすめします。
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