引っ越しの3週間前から3日前までは、たくさんのこまかい手続きを済ませなければならない多忙な時期。
いくつもの手続きを同時進行させていくので、しっかり整理しておくことが大事です。
そんな手続きをもれなく済ませるためには「やることリスト」が必須!
頭も体もフル回転の状態を少しでも助けるために、やることリストを活用してくださいね。
子連れ(赤ちゃん~小学生)の家族の引っ越しやることリスト
※クリックすると該当のところに飛びます
転勤族の妻として9年の間に3回引越しをしたわたしの経験をもとにしています。
引っ越し準備の期間ごとに記事を分けて説明しているので、一歩ずつ準備を進めていきましょう。
まとめ記事「転勤族のための引っ越し準備やることチェックリスト【印刷可】」
手順1 「転勤での引っ越しでまず初めにやることは何?スムーズにいくコツを伝授」
手順2 「引っ越し3週間前から3日前までにやることリスト。」←いまココ!
引っ越し3~2週間前にやること
- インターネットプロバイダの手続き
- 不用品の処分
- 荷造り開始
- 引っ越し当日の宿泊の手配
- 引っ越し先の手続きで必要な書類を調べる
- 転出届を提出する
- 児童手当の消滅届を提出する
- 転校手続き
- 転園(退園)手続き
- 挨拶の品の準備
引っ越しの3週間~2週間前にやることです。
それぞれひとつずつポイントを解説していきますね。
インターネットプロバイダの手続き
インターネットプロバイダの手続き方法は2種類あります。
1.今使っているプロバイダを住所変更して使う
2.今使っているプロバイダを解約して、引っ越し先で新規契約する
他社からの乗り換えで大幅な割引などがある場合、引っ越しを機に見直すのもありです。
なぜなら住所変更でも、解約新規でも、新居でインターネット回線を引く工事をしなくてはならないから。
工事の日程を組むのに時間のかかることが多いので、早めに手配をしておきましょう。
不用品の処分
いらない荷物を運ぶことほど無駄なことはないので、処分します。
- 自治体の回収日に出す
- リサイクルショップなどで売る
- 不用品処分業者に依頼する
- 引っ越し業者に依頼する
自治体の回収日がうまく合えば、ゴミとして出すことができますね。
市のゴミ収集所に自分で持ち込む方法もあるので、調べてみましょう。
引っ越し業者に処分してもらう(有料)方法は、業者によってやっていないところもあるので要確認です。
荷造り開始
普段使わないものからどんどん段ボールに詰めていきます。
最初は
・季節外のもの
・趣味のもの
・本など
から始めるといいです。
引越し当日の宿泊の手配
県外への引っ越しの場合、引っ越し荷物が翌日以降に新居に届くことが多いです。
荷物が届くまでの間はホテルに泊まったり、実家に帰ったりして過ごします。
宿泊の手配をしておきましょう。
引っ越し先の手続きで必要な書類を調べる
児童手当や乳幼児医療助成費の申請に必要な書類は市によって違うことがあります。
引っ越し先の市のホームページで、どんな書類が必要になるのか確認しておきましょう。
児童手当の手続きはマイナンバーで済むようになってきていますが、所得課税証明書が必要なところもあるようです。
必要なものがあれば、転出届を市役所で出す時に一緒に準備するといいですよ。
市役所の手続き(転出届、児童手当、転学通知書)
転出届
転出届は引っ越しの約2週間前から手続きできるようになります。
持ち物は、身分証明書、印鑑、マイナンバー、印鑑登録手帳(印鑑登録している人)。
転出届を出して、転出証明書をもらいます。
児童手当
児童手当は、児童手当受給事由消滅届を提出します。
転学通知書
転学通知書をもらいます。
小学校を転出するために必要な書類です。
この転学通知書を持って新しく住む土地の市役所に行くと、入学通知書がもらえます。
転校・転園の手続き
通っている小学校や幼稚園で転校・転園(退園)の手続きをします。
小学校
在学証明書と教科書給与証明書をもらいます。
新しい学校に入学するためには、この2つの書類と入学通知書(転居先の市役所でもらう)が必要です。
幼稚園
園によってやり方はさまざまですが、基本的には退園書類を提出します。
新しく通う幼稚園で在園証明書が必要な場合は、幼稚園に伝えてもらっておいてください。
挨拶の品の準備
絶対に必要!というわけではないけれど、一般的にはお世話になった人にお礼の品を持って挨拶します。
誰に何を渡すのか決めてまとめて買うようにすると、時間短縮できます。
引っ越し先の隣近所への挨拶の品も一緒に用意しておくとラク!
詳しくはこちらの記事にまとめてあります。
>>夫の転勤で引っ越しする時に用意するお礼と挨拶のプレゼントまとめ
引っ越し1週間前にやること
- ライフラインの手続き(電気、ガス、水道)
- 新聞の解約と新規契約
- NHKの住所変更
- 郵便物の転送届を提出
- 定期的に家に届くものの住所変更
- 使わない銀行口座の解約
- お別れの挨拶
- 冷蔵庫の整理
ライフラインの手続き(電気、ガス、水道)
電気、ガス、水道は今使っているところの契約を解除して、引っ越し先での新規契約の手続きをします。
電力会社、ガス会社、水道局でそれぞれ手続きを行いましょう。
どこも電話やネットで手続きできます。
新聞の解約と新規契約
紙の新聞を仕事で使う人は、新聞販売店の手続きを忘れずに。
NHKの住所変更
電話かネットで済ませることができます。
郵便物の転送届
家に届く郵便物を新しい住所に転送してもらう手続きです。
・郵便局に用紙を取りに行き、記入してポストに投函
・ネットで手続き→https://welcometown.post.japanpost.jp/etn/
どちらかの方法で転送届を提出すると、1年間の郵便物転送のサービスが受けられます。
定期的に家に届くものの住所変更
定期的に家に届くものがある場合、住所変更の手続きをしておきましょう。
ものによっては解約して新規契約となることもあります。
<例>
・子どもの通信教育
・コンタクトレンズの定期便
・食材配達
使わない銀行口座の解約
その土地にしか店舗がないような地銀などの銀行口座は解約手続きをします。
通帳、印鑑、キャッシュカードを持って店舗に行きましょう。
すぐに解約できない場合(引っ越し後に入金予定があるなど)でも、解約届をもらっておくとよいです。
その解約届を使って、他の銀行から取り立ててもらうことができます。
お別れの挨拶
引っ越し準備の合間を縫って、親しい方々とお別れの挨拶をすることになります。
心残りのないように。
といっても、その気になればまたいつでも会えます。大丈夫。
冷蔵庫の整理
引っ越し前日に電源を切ることになるので、そこを目指して中身をどんどん減らしていきます。
引っ越し直前は、出前や外食でしのぎます。
引っ越し3日前にやること
- 新居の家具配置図を作る
- 荷造りラストスパート
引っ越し3日前あたりになってきたら、荷造りのラストスパート!
新居の家具配置を考えておくことで、引越しの荷受けがスムーズに進みます。
不動産屋でもらった家の間取り図などに書き込むか、自分で図を書いてもいいですね。
引っ越し業者に見せられるようにしておくと、指示を出しやすいです。
まとめ
引っ越しの手続きは、ひとつずつが細かくて手続き先がさまざま。
まとめてできることは同時にすませるようにすると、時間も労力も短縮できます。
この記事のやることリストは印刷できます。
こちらのページからダウンロードして使ってくださいね。
→転勤族のための引っ越し準備やることチェックリスト【印刷可】
引っ越しの次のステップはこちら。
→いよいよ引っ越し!前日と当日にやることチェックリスト。
コメント