引っ越しの必要な転勤の辞令が出たら、短時間でやることがたくさん!
どこから手をつけよう?
見落としちゃいけない手続きはある?
とにかく時間がなくて焦る!
覚悟をしていたつもりでも、気が動転してあわただしくなるものです。
誰だってそう!
わたしも毎回こうなりますもん。
どんな流れで進めていけばいいのかがわかるだけでも、やることがわかって少し肩の荷がおりるものです。
引っ越しするまでの流れを一緒に確認していきましょう。
辞令が出てから引っ越しするまでの、おおまかな流れ
- ステップ1転勤後の家族の形を決める
帯同する/単身赴任する
- ステップ2家を探す
- ステップ3引っ越し業者と日程を決める
- ステップ4引っ越しに必要な手続きを各種進める
- ステップ5荷造りする
- ステップ6引っ越し当日
準備期間は会社によってさまざま。
長くて3か月、短くて1~2週間といった感じですかね。
わが家は3週間前後なので、いつもバタバタです。
まずはステップ3まで(家を探して、引っ越し業者を決める)、最優先でやっていきます。
なぜかというと、ここが決まらないとその後の手続きが進められないから。
ネットを使って情報収集しながら、どんどん進めていきましょう。
引越しまでのステップ解説
おおまかな流れがわかったところで、それぞれのステップを解説していきますね。
転勤後の家族の形を決める
転勤の辞令が出て一番最初に決めることが、
「家族で帯同するのか、本人だけ単身赴任するのか」
ということ。
ふだんの生活で方向性は話し合っていると思うけれど、時と場合によって出す答えが変わってきますね。
- 配偶者の仕事
- 子どもの有り無し
- 子どもの年齢
- 時期のタイミング
- 赴任先がどこなのか
- 期限が決まっているかいないか
その時のベストな方法を家族で決めていきます。
【さらに詳しく知りたい】
>>「転勤族は家族帯同か単身赴任か。様々なパターンと、他の道を知っておこう。」を読む
家を探す
誰が引っ越しするのかが来まったら、次は家探し。
社宅がある場合や、会社に家探しを依頼する場合は省けるステップです。
自分で探す場合、行ける距離で時間があれば、実際に物件を見てきめることができますね。
遠方で行くことが難しい場合は、ネットの情報のみで家を借りる契約をすることになります。
実際に見て決めるのが一番だけど、物件を見学せずに家を決めた経験のある転勤族の方ってわりと多いです。
【さらに詳しく知りたい】
>>「短時間で効率よく賃貸を探す方法!で、転勤族の引っ越しを乗り切ろう。」を読む
>>「転勤族の実例!家賃の値下げ交渉が成立した4つのポイントは?」を読む
引っ越し業者と日程を決める
新居が決まったら、次にやるのは引っ越し業者と日程を決めること。
- 新住所
- いつからそこに住めるのか
この2つが決まらないと、引越しの日を決められないですからね。
だいたいの行き先で業者に見積もりを出してもらうこともできるけれど、引越しの日程によっても値段は変わります。
転勤による引越しは、会社によって業者の決め方がさまざま。
- 複数の業者の見積もりを会社に提出し、決定する
- 会社が指定した業者を利用する
どちらかの場合が多いと思います。
引っ越しに必要な手続きを各種進める
新居と引っ越し日が決定したら、ようやくその他の引っ越し手続きを進めることができるようになります。
【主な手続き】
- 退居の連絡
- 水道光熱費の手続き
- 市役所への届け出
- 幼稚園、学校、習い事など子ども関係のこと
さらに細かい手続きをあげていくと、かなりの量になります。
家族の人数が多いほど、手続きすることも増えますね。
漏れがないように、書き出して管理するといいですよ。
わたしが作った「転勤族のための引っ越しやることチェックリスト」をぜひ活用してみてください。
荷造りする
「荷造り」には2種類のやることがあります。
- 持って行かないものを決めて処分する
- 持って行くものを決めて箱に詰める
「引っ越しを機に捨てよう」といったものを選んで、実行に移していきます。
新居に持っていくものについては、業者が決まって段ボール箱が届いたら荷造り開始!
子どもが小さいと日中の作業が進まないので、預かり保育や一時保育、ベビーシッターなどを利用するのも手です。
また、会社によっては自腹になるかもしれないけれど、引っ越し業者の梱包サービスを検討するのもあり!
わたしは過去3回の引越しで、荷造りをしてくれる「引っ越しおまかせパック」を利用しました。
体験談はこちら。
>>「【体験談】引っ越しのおまかせパックはどこまでやってくれるの?」を読む
引っ越し当日
引っ越し当日は、旧居から荷物を運び出す作業、新居に荷物を運び込む作業の2つがあります。
1日で終わる場合もあるし、数日かかる場合もある。
県を超える引っ越しだと、たいてい新居に荷物が届くのは翌日になりますね。
そういう場合は泊まる場所の確保をしておくようにしましょう。
それから、引っ越し挨拶も忘れずに!
最近は新居での引っ越し挨拶をしない家庭も増えているけれど、わたしはしておいたほうがいいと思っています。
子どもがいるなら、なおさら。
なぜってトラブル回避になるし、防災への備えになるから!!
たいていは、見ず知らずの他人よりも、顔や家族構成がわかっていて言葉を交わしたことのある相手への方が寛容になれるものなので、不要なトラブルを避けられます。
それから、災害で助け合いが必要になった時にも、手を差し伸べやすくなります。
近くに頼れる親族や友達のいない転勤族だからこそ、意識しておきたいポイントだと思っています。
ちなみにわが家は引っ越し挨拶の粗品を「ラップ」に決めています。
>>「私が引っ越し挨拶の粗品にラップを選ぶ5つの理由。包装とのしを写真で解説!」を読む
さぁ、ここまで来たら新しい暮らしの始まり。
新しい出会いは人生を豊かにしてくれます。