展示会などでも使われる、軽くておしゃれなドライマウント加工。
パネルを直接壁に貼って写真を飾る方法ですね。
これね、本格的なものはプレスしたりと手間のかかる加工法なんですが、家に飾るものなら100均の材料で自作できちゃうんですよ!
15分くらいで簡単にできるし、壁に穴を開けずに飾れるので賃貸でも安心。
- 簡単ドライマウント加工のやり方
- 美しく飾るコツ
- 大きい写真をプリントする方法
この3つを紹介します。
簡単ドライマウント加工のやり方
必要な材料
必ず使う材料は4つ。
- 貼れるボード
- 定規
- カッター
- 飾りたい写真
今回使った「貼れるボード(Paper board)」はダイソーで買いました。
商品番号は「カラーボード №1244」ですね。
発泡スチロールのような軽い素材(一般用ポリスチレン)のボードで、片面についているシールを剥がすと接着面になっています。
A4サイズの写真ならひとつのボードで2枚つくれます。
定規はどんなものでもいいのですが、裏に滑り止めがついているものがやりやすいです。
あると便利な道具
あると便利な道具は、カッティングボードと手袋。
手袋をはめて作業すると写真を汚しません。
作り方
1・写真よりちょっと大きめにボードを切ります。
このとき余白を残しておくのが、キレイに仕上げるポイント!
2・ボードの端っこをめくって、接着面を少し出します。
3・2で出した接着面に写真を貼ります。
写真がボードからはみ出ないように全体をよくチェックしてから貼りつけましょう。
4・右手で写真を押さえてしっかり貼りつけながら、左手で写真の下のシールを剥がしていきます。
ゆっくりね!
5・全て貼り終えたら、写真の端に沿ってカッターでボードを切り落とします。
1回で切ろうとせず、力を抜いて何度も同じ場所をなぞって切り落としましょう。
カッターの刃を少し斜めに入れるとボードに傾斜がついて、前から見た時のできあがりが美しくなります。
6・壁に貼る
できあがった写真はとても軽いので、マスキングテープやコマンドタブで壁に貼ることができます。
【しっかりつけたい場合】
つくったボードの裏にマスキングテープを貼り、その上に両面テープを貼る。
飾りたい場所の壁にもマスキングテープを貼って、ボードの両面テープで貼りつける。
【簡単につけたい場合】
マスキングテープをくるっと丸めてボード裏の四隅に貼り、壁にくっつける。
美しく飾るコツ
美しく飾るコツは2つ。
- 水平を保つ
- 等間隔で並べる
これさえ気をつければ、ピシッとかっこよく飾ることができますよ。
水平を保つ
飾った写真が斜めになっていないか、水準器を使って図ります。
水準器はスマホのアプリで無料のものがたくさんあるので、それを使いましょう。
写真をの上にスマホを置いてみて、傾きがないかチェックするだけで見た目が整います。
等間隔で並べる
いくつか写真を並べて飾る時は、写真と写真の間の幅が同じになるように気をつけます。
定規で測る必要はなくて、何か同じものを挟んで測るのが簡単。
大きいサイズの写真をプリントする方法
どんなサイズの写真でも同じ方法で作れるのですが、インテリアにするならある程度大きさがあった方が見栄えします。
今回はA4サイズで3枚つくり、並べて飾りました。
寝室なので、色をモノトーンにおさえました。
プリンターがあればA4サイズの写真用紙を買ってきて印刷するだけ。
プリンターがない場合はお店に頼むのですが、大きいサイズになるとけっこういい値段するんですよね。
ざっと見てみたところ、A4の大きさ1枚で600円~1,000円くらい。
もっと安くできないかな、と調べていたらどんどんプリントを発見しました。
A4サイズの写真印刷が1枚140円。
ゆうメールで配達してもらうと送料が125円なので、合わせても265円です。
まとめ
写真を貼りつけるボードさえ手に入れば、あとは家にある道具でドライマウント加工の写真パネルが作れます。
写真用紙に印刷してあるものなら厚みがあるので、ゆっくり貼っていけばそんなに失敗しないかな。
安く手軽に作れるので、インテリアの模様替えも簡単。
大きめの写真の方が見栄えがするので、費用を押さえたい方は安いネットプリントを利用してみてくださいね。
コメント