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転勤族が知っておきたい、小学校の転校手続きの流れと準備【県外への引っ越し】

転勤族が知っておきたい、小学校の転校手続きの流れと準備【県外への引っ越し】 引っ越し
引っ越し

4回目の引っ越しで、子どもの転校(小学校)を経験しました。

転校は、学校や市とそれぞれにやりとりをする必要があり、流れを知っておくとスムーズに進みます。

具体的な手続きの流れやコツをお伝えします。

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転勤族の小学校転校の特徴

転勤での引っ越しは、準備期間が短かったり、日程の融通がきかなかったりします。

そんな中での小学校転校は、学校との連携を上手にとることが欠かせません。

特に県外への転校の場合、今までの学校とやり方が違うことも多くてとまどうこともあります。

学校で過ごす1日の流れがすごく違うこともあるよ!

子どもの不安をとりのぞくためにも、学校との関りをしっかり持っておくと安心です。

小学校転校の流れ

わが家の体験をもとに、手続きの流れを図式化しました。

小中学生の転校手続きの流れ

地域や学校によって、流れが違うこともあります。

他の転勤族の方から、つぎのような流れもあったと報告いただきました!

・通う予定の学校へは自分で連絡する(いま通っている学校から通う予定の学校への連絡なし)

・市役所から学校へ、書類が直で送られる

必要な書類

小学校の転校では、「いま通っている学校」「いま住んでいる市の市役所」「新しく住む土地の市役所」「新しく通う学校」の4か所とやりとりを行います。

必要な書類は、以下の4つ。

1.転学通知書(転出用)市役所からもらう
2在学証明書学校からもらう
3教科書給与証明書学校からもらう
4入学通知書(転入用)新しく住む土地の市役所からもらう

これらの書類を新しく通う小学校へ提出して、転校の手続きが完了します。

書類を渡されるとき、「この書類を新しい学校へ提出してください」などと指示を出してくれるので、無くさないようにだけ気をつけていれば大丈夫です。

細かな書類名や手続きの流れは、自治体によっても異なるのでよく確認してくださいね。

転校手続きの流れ体験談

おおまかな流れは、さきほど図で示しました。

ここでは、実際にわたしが行った手続きを時系列で紹介します。

小学校転校の流れ
  • 転校すると伝える

    まずは担任の先生にだいたいの転校の時期を伝える。

  • 転校の詳細を伝える

    日程や転校先が決まり次第、もういちど担任に報告。
    事務の先生(または教頭先生)と連携がとられ、転校先の学校にも連絡がいきます。

  • 転校先へ、連絡を入れる

    自分でも転校先の学校へ電話。
    手続きに行く日、初登校日などの日程を決める。

  • 転出届けを提出(市役所)

    転出届けが出せる時期になったら(引っ越し2週間前から)、早めに提出。
    「転学通知書(転出用)」を受け取る。

  • 転学通知書を学校へ持っていく

    いちど転学通知書を学校へ提出(学校からそのように言われたため)。
    最終登校日前日に、書類一式をまとめた封筒を受け取る。

  • 引っ越し
  • 転入届を提出(市役所)

    引っ越し翌日に転入届を提出。
    「入学通知書(転入用)」を受け取る。

  • 新しい学校に書類提出

    引っ越し翌日、市役所に行った後に親子で新しい学校へ。
    前学校と市役所でもらった書類をすべて提出。
    必要な学用品の手配、校内見学を済ませる。

  • 登校初日

    書類を提出した翌日、親子で朝から登校。
    校長先生に挨拶を済ませ、子供を担任へ託す。

転校前に準備しておきたいこと

書類の手続きはパッと見たかんじ複雑な感じがしますが、学校や市役所でしっかり指示を出してくれます。その通りに進めていけば問題ないでしょう。

それ以外で、個人的に転校前に準備したことをお伝えします。

いまの学校と新しい学校で変わることを子どもに伝える

子どもは経験が少ないので、「学校ごとにやり方が異なることがある」ことを知りません。

とくに、はじめての転校の場合はしっかり話してあげておくと安心できると思います。

ちなみに、わが家が伝えた違いはこんな感じ。

登校班のありなし登下校とも登校班あり → 登校時のみ登校班あり
体操着に着替えるタイミング登校したら毎日着替える → 体育の時のみ着替える
そうじのやり方「ひざあて」という地域独特のアイテムをつかう → 使わない

新しい学校のやり方がわからなくても、親の経験上「もしかしたら全国共通ではなさそうだな」と思うことは「変わるかもしれないよ」と伝えられます。

※子どもの性格や性質によっては余計に混乱するかもしれないので、お子さんに合ったやり方でやってみてください!

お友達へのプレゼント

渡さなくてはならないものではありませんが、「贈りたい」と子どもの希望があったので用意しました。

・クラスの子
・下校時の登校班のメンバー(地区の同じ学年の子)

前に引っ越しをしていった人がどうしていたか、前例に倣うのが無難だと思います。

転校後の生活について

転校してからは、子どもが学校生活になじめるようにフォローをします。

困ったことがあったら、学校に連絡をして解決できると良いですね。新しい担任の先生と連携がうまくとれると心強いです。

学用品の準備

新しい学校がどんな学用品を使っているのかは、転校してから教えてもらいます。

今まで使っていなかった学用品は、転校手続きで学校に訪れたときに注文をしました。

また、学校で注文を受け付けていないものは、地域で学用品を売っているお店を教えてもらい購入。

体育着や通学帽などは、デザインが多少異なるけれど引き続き前の学校のものを使っています。

【新しく購入したもの】
・給食着(今までは貸出方式だった)
・防災頭巾(今までは使用していなかった)
・書初めの道具(新しい学校では地域独自のものを使うため)
・道具入れに使う袋など(数が足りなかった)
・タブレット用のケース(今までは不要だった)

【引き続き使っているもの】
・体操着
・通学帽
・バッグや袋物など
・リコーダー、絵具セット、習字道具など

学習面のフォロー

使う教科書が変わったり、内容の進度に差があったりします。

転校してしばらくは、宿題などをいつもよりしっかりみてあげていました。

参考までに、わが家がフォローをした事柄をあげておきますね。

【社会の学習】

わが家が転校したのは、小学校3年生の2学期でした。3年生は社会の授業で「地域の特徴」などを学習します。
新しい担任が「3学期のテストで出題される」と知らせてくれたので、家庭学習で対策をしました。

【タブレットの使用】

もともと通っていた学校では、まだタブレットの活用が進んでいませんでした。
ところが、転校先の学校ではタブレット活用を積極的に行っており、日常的に持ち帰って学習したりしているそう。タブレットケースを用意してくれと言われましたが、どんなものがよいのかわからないため、連絡帳で聞くことに。
担任の先生が細かい仕様などについて手紙を書いてくれ、無事に用意できました。

子ども自身は特にとまどう様子もなく、タブレット学習を楽しんでいます。

転校手続きをスムーズに終わらせよう

小学校の転校手続きは、必要な書類が複数あったり、やりとりする相手がいくつもあってややこしいと感じるかもしれません。

大まかな手続きの流れをつかんでおけば、学校や市役所が次の手続きを教えてくれるので安心してください。わからないことがあったら、学校に問い合わせるのが確実です。

書類の手続きのほかに、子どものフォローも必要です。

子どもによって転校の感じ方は違うけれど、環境が変わるというのは負担が大きい出来事です。親子で一緒に乗り越えられるよう、応援しています!

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