転勤の辞令が出て家族で引っ越すことが決まったら、その日から引っ越し準備が始まります。
まず最初に手をつけるべき手続きについて解説しますね。
転勤族の妻として12年の間に4回引越しをしたわたしの経験をもとにしています。
ただでさえ時間のない転勤での引っ越し。限られた時間を有効に使っていきましょう!
引っ越しが決まったらすぐやることリスト
- 新居探し
- 新居の契約
- 引っ越しの業者探し・契約
- 赴任地の情報収集
- 車の要・不要を決める
- 現住宅と駐車場の解約
- 火災保険解約
- 配偶者の退職手続き
- 転校・転園手続き
- 習い事の退会
ひとまずここにあげたものから手続きを進めていきましょう。
この中でも最優先で決めていかなくてはならないのが「新居を探して契約する」です。
優先順位が一番高いのは、新居探し→契約
引っ越し先で住む家を探すこと、これが一番優先順位が高いです。
なぜなら家が決まらないと引っ越しの日が確定できないから。
物件によって入居できる日が違いますからね。
引っ越しの日を確定しないと、他の手続きを進めることができないのです。
【新居が決まらないと進まない手続き】
- 引越し日の確定
- 引っ越し業者の契約
- 今住んでいる家の退去日
- 転校や転園(退園)の日にち
多くの転勤族は辞令が出て引っ越しすると決まったその週には、新しい家を探しに行きます。
遠方で実際の物件を見に行くことができない場合でも、ネットで探しはじめましょう。
新居の契約は、勤めている会社によってやり方が違います。
個人で契約するのか、会社を通して契約(法人契約)するのかを確認しておいて!
<参考記事>
>>短時間で効率よく賃貸を探す方法で転勤の引っ越しを乗り切ろう!
>>転勤族の実例!家賃の値下げ交渉が成立した4つのポイントとは?
引っ越し業者探し、契約
引っ越し業者探しも、勤めている会社によってやり方が違います。
会社が業者を指定してくるところもあるし、複数見積もりを取って会社に提出するところもある。
引っ越し代の負担も、会社がどこまでやってくれるのかしっかり確認をしてください。
業者が指定されていなければ、まずは見積もりをとります。
引っ越し業者見積もりの手順
- ①複数の業者に見積もりをとってもらう(3社~4社)
見積もりまとめサイトが便利
- ②値段や内容を検討し、契約する
見積もりの段階では家がまだ決定していなくても大丈夫です。
もちろん、引っ越し先の家が何階なのかなどによって値段が変わるのでできれば家が決まっていた方がいい。
だけど、時間のない転勤での引っ越しはそうも言っていられません。
3月後半~4月前半、9月後半~10月前半は引っ越しのピークなので断られることもあります。
それを見越して、最初から複数見積もりをとるのが基本ですね。
複数見積もりをとる時のコツ
引っ越しの情報を一度の入力で済ませられる、引っ越し業者見積もりサイトを使うのがラクです。
一社一社に連絡する手間を省けるし、複数見積もりを取っている人と認識されるので、引っ越し業者の方から「安くしますよ」と言ってきてくれます。
さまざまな一括見積請求サイトがありますが、おすすめは提携している業者数が多いところ。さらに大手の引っ越し業者と提携しているところが良いです。
特に県外への引っ越しで長距離移動をするときは、対応してくれる業者が限られます。
大手の業者と提携している見積もりサイトなら、二度手間になりません。
わたしは「引っ越し侍」を使っていますが、スピード感があって良いですよ。
引っ越し代の負担がある場合は、引っ越し代を安くする方法も参考にしてください。
赴任地の情報収集
これから引っ越す場所がどんな場所なのかをリサーチします。
人に聞く、ネットで調べる、地図で調べる、現地に行くなど、いろいろな方法で調べることができます。
人に聞く
- 知り合いでその土地にゆかりのある人に聞く
- 会社の同僚で土地を知っている人に聞く
- SNS(Twitterなど)で聞いてみる
ネットで調べる
- 市役所のホームページを見る
- 口コミサイトなどを見る
口コミサイトは匿名の情報も多く信ぴょう性に欠ける場合も。参考にする程度で考えた方がいいです。
地図で調べる
- グーグルマップなどを使い、どんな建物やお店があるのか調べる
- ドライブマップや旅行のガイドブックなどで土地の様子を調べる
現地に行く
- 家を探すなどで現地に行った時に、普段使うであろうスーパーなども下見してくる
- 不動産屋で情報を仕入れる
車の要・不要を決める
新しい土地で車が必要かどうかを決めます。
新たに必要な場合や、駐車場が高い土地などの場合、リースやカーシェアなども視野にいれるのもありですよ。
自家用車が必要な場合は、新居選びにも影響が出てきますね。
- 駐車場有りの物件を選ぶ
- 家の周りの道が極端に狭い物件は避ける
こういったところに気をつけると、住みやすさが変わってきます。
契約解除するものの手続きを進める
現住宅と駐車場の解約
火災保険解約
配偶者の退職手続き
転校・転園の手続き
習い事の退会
住宅と駐車場の解約
すぐに解約できないので、引っ越しすることが決まったらなるべく早く伝えておきます。
引っ越しの日にちが決まっていなくても、だいたいの目安で管理会社(管理人)に言っておきましょう。
火災保険の解約
新しい家で火災保険に入るなら、現住宅で契約している火災保険は不要となります。
1年(または2年)契約のものが多いので、途中で不要になった場合は解約をして解約返戻金が受け取れます。
配偶者の退職手続き、転校・転園関係
住宅と同じように、日にちが決まっていなくても引っ越すことを早めに伝えます。
小学校の転校手続きについて、くわしい流れはこちらの記事を参考にしてください。
習い事の退会
習い事によって退会期限はまちまち。
月謝の締め日に間に合わないと、通わないのに月謝を払う事態になることもあります。早めに退会の申し出をしましょう。
「前の月の○○日まで」といったように、退会期限が1か月ほど前のところが多い印象です。
まとめ
引っ越しすることが決まったら、とにかく一番に手をつけはじめるのは新しい家を探すこと!
ここが決まらないと、その後の手続きを進めることができません。
引っ越しはいくつもの手続きを同時進行することが多いので、やることをリストにしておくのがおすすめです。
印刷して使えるリストを作ったので、ぜひ使ってみてくださいね。
▶転勤族のための引っ越し準備やることチェックリスト【印刷可】
引っ越しの次のステップはこちら。
▶転勤族のお引っ越し。3週間前にやることリスト
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