転勤の辞令が出て家族で引っ越すことが決まったら、その日から引っ越し準備が始まります。
まず最初に手をつけるべき手続きについて解説しますね。
はじめに決めておくことの見極めを間違えると、その後の準備が進まなくなります。
ただでさえ時間のない転勤での引っ越し。
限られた時間を有効に使っていきましょう!
転勤族の妻として9年の間に3回引越しをしたわたしの経験をもとにしています。
引っ越し準備の期間ごとに記事を分けて説明しているので、一歩ずつ準備を進めていきましょう。
まとめ記事「転勤族のための引っ越し準備やることチェックリスト【印刷可】」
手順1 「転勤での引っ越しでまず初めにやることは何?スムーズにいくコツを伝授」←いまココ!
手順2 「引っ越し3週間前から3日前までにやることリスト」
手順3 「いよいよ引っ越し!前日と当日にやることチェックリスト。」
引っ越しが決まったらすぐやることリスト
- 新居探し
- 新居の契約
- 引っ越し業者探し・契約
- 赴任地の情報収集
- 車の要・不要を決める
- 住宅と駐車場の解約
- 配偶者の退職手続き
- 転校・転園関係
- 習い事の退会
ひとまずここにあげたものから手続きを進めていきましょう。
この中でも最優先で決めていかなくてはならないのが「新居を探して契約する」です。
優先順位が一番高いのは、新居探し
- 新居探し
- 新居の契約
引っ越し先で住む家を探すこと、これが一番優先順位が高いです。
なぜなら家が決まらないと引っ越しの日が確定できないから。
物件によって入居できる日が違いますからね。
引っ越しの日を確定しないと、他の手続きを進めることができないのです。
- 【家が決まらないと進まない手続き】
- 引越し日の確定
- 引っ越し業者の契約
- 今住んでいる家の退去日
- 転校や転園(退園)の日にち
多くの転勤族は辞令が出て引っ越しすると決まったその週には、新しい家を探しに行きます。
遠方で実際の物件を見に行くことができない場合でも、ネットで探しはじめましょう。
新居の契約は、勤めている会社によってやり方が違います。
個人で契約するのか、会社を通して契約(法人契約)するのかを確認しておいて!
<参考記事>
>>短時間で効率よく賃貸を探す方法で転勤の引っ越しを乗り切ろう!
>>転勤族の実例!家賃の値下げ交渉が成立した4つのポイントとは?
引っ越し業者探し、契約
- 引っ越し業者探し・契約
引っ越し業者探しも、勤めている会社によってやり方が違います。
会社が業者を指定してくるところもあるし、複数見積もりを取って会社に提出するところもある。
業者が指定されていなければ、まずは見積もりをとります。
引っ越し業者見積もりの手順
↓
値段や内容を検討し、契約する
見積もりの段階では家がまだ決定していなくても大丈夫です。
ほんとはね、引っ越し先の家が何階なのかなどによって値段が変わるのでできれば家が決まっていた方がいい。
だけど、時間のない転勤での引っ越しはそうも言っていられませんからね。
3月後半~4月前半、9月後半~10月前半は引っ越しのピークなので断られることもあります。
それを見越して、最初から複数見積もりをとるのが基本ですね。
複数見積もりをとる時のコツ
引っ越しの情報を一度の入力で済ませられる、引っ越し業者見積もりサイトを使うのがラクです。
とはいえ、急な引っ越しで忙しいところに複数の業者から電話がじゃんじゃんかかってくるのは考えもの。
おすすめは、「SUUMO」か「引っ越しラクっとNAVI」です。
SUUMO | 電話番号入力が任意なので空欄にしておくと各社からの電話攻撃にあわずに済む。 各業者とメールでやりとりできる。 |
引っ越しラクっとNAVI | 窓口となる電話1本ですむ。 希望の条件に合わせて各引っ越し業者の見積もりを出してくれる。 |
メールで個別の業者とやりとりしたい→SUUMO
なるべくやりとりしないで済ませたい→【引越しラクっとNAVI】
[st-kaiwa1]わたしなら手間を省きたいので引っ越しラクっとNAVIかな。[/st-kaiwa1]
赴任地の情報収集
- 赴任地の情報収集
これから引っ越す場所がどんな場所なのかをリサーチします。
人に聞く、ネットで調べる、地図で調べる、現地に行くなど、いろいろな方法で調べることができます。
人に聞く
- 知り合いでその土地にゆかりのある人に聞く
- 会社の同僚で土地を知っている人に聞く
- SNS(Twitterなど)で聞いてみる
ネットで調べる
- 市役所のホームページを見る
- 口コミサイトなどを見る
口コミサイトは匿名の情報だったりするので、参考にする程度で考えた方がいいです。
地図で調べる
- グーグルマップなどを使い、どんな建物やお店があるのか調べる
- ドライブマップや旅行のガイドブックなどで土地の様子を調べる
現地に行く
- 家を探すなどで現地に行った時に、普段使うであろうスーパーなども下見してくる
- 不動産屋で情報を仕入れる
車の要・不要を決める
- 車の要・不要を決める
新しい土地で車が必要かどうかを決めます。
新たに必要な場合や、駐車場が高い土地などの場合、リースやカーシェアなども視野にいれるのもありですよ。
自家用車が必要な場合は、新居選びにも影響が出てきますね。
- 駐車場有りの物件を選ぶ
- 家の周りの道が極端に狭い物件は避ける
こういったところに気をつけると、住みやすさが変わってきます。
契約解除するものの手続きを進める
- 住宅と駐車場の解約
- 配偶者の退職手続き
- 転校・転園関係
- 習い事の退会
今住んでいるところで契約しているものは、解除する手続きを進めます。
住宅と駐車場の解約
すぐに解約できないので、引っ越しすることが決まったらなるべく早く伝えておきます。
引っ越しの日にちが決まっていなくても、だいたいの目安で管理会社(管理人)に言っておきましょう。
配偶者の退職手続き、転校・転園関係
住宅と同じように、日にちが決まっていなくても引っ越すことを早めに伝えます。
習い事の退会
習い事によって退会期限はまちまち。
通わないのに月謝を払うのはもったいないので、早めに退会の申し出をしましょう。
「前の月の○○日まで」といったように、退会期限が1か月ほど前のところが多い印象です。
まとめ
引っ越しすることが決まったら、とにかく一番に手をつけはじめるのは新しい家を探すこと!
ここが決まらないと、その後の手続きを進めることができません。
引っ越しはいくつもの手続きを同時進行することが多いので、やることをリストにしておくのがおすすめです。
印刷して使えるリストを作ったので、ぜひ使ってみてくださいね。
→転勤族のための引っ越し準備やることチェックリスト【印刷可】
引っ越しの次のステップはこちら。
→引っ越し3週間前から3日前までにやることリスト
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