こんにちは。
5歳女子の母で、転勤生活9年目のれみふく(@remifuku_)です。
転勤族の大変さっていろいろあるけれど、その中でも大きな割合を占める子育ての大変さについて語ります。
【わたしが感じている、転勤族妻の子育ての大変なことトップ3】
- 頼れる人がいない
- 子ども関係の手続きやフォローが大変
- 子育てのストレスがたまりやすい
大変なこと、つまり転勤族妻の子育てのデメリットと考えてもいいかもしれない。
[st-kaiwa1]えー、デメリットって…。救いはないの??[/st-kaiwa1]
いえいえ、そんなことない!
ものごとには悪い面といい面があるものなので、この大変さをメリットに変える考え方も書いていきますね。
転勤族は身近に頼れる人がいない
ポイント
病気の時にすごく困る
転勤族は新しい土地を転々とするので、引っ越し当初は知り合いすらゼロの状態。
そんな時にほんとうに困るのが、家族が病気になった時ですね。
基本的に自分と夫でなんとかしなければいけないです。
わたしの体験談:引っ越ししてすぐに1歳の娘が入院した話
転勤して1ヵ月くらいの時、1歳になったばかりの娘が病気になりました。
RSウイルスと診断されて家で看病してたんだけど、どんどん衰弱してきて。
やっぱり心配と再び病院に駆け込むと、「すぐに入院してください。」って言われて大きな病院を紹介されました。
[st-kaiwa1]入院って言われても、その病院はいったいどこなの??[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa1]すぐにって言われても、入院に必要なものいったい誰が持ってくるのよ??[/st-kaiwa1]
とプチパニック!
結局夫に電話して少し落ち着きを取り戻し、いったん家に帰って必要なものをまとめて、全然知らない(しかも遠い)病院にナビを頼りにひとりで娘をつれて行きました。
仕事を終えて夫が駆けつけたのは面会時間終了の30分前。
本当に心細かった!!
そこから1週間の入院生活もなかなかハードでしたよ。
わたしがずっと付き添いで寝泊りするんだけど、娘の柵付きベッドで一緒に寝なくちゃいけない。
自分の食事はでないから、日持ちするパンの買い置きのみ。
仕事が終わると面会時間過ぎてるので、夫が来られるのは週末のみ。
よく乗り切ったなーと思います。
[st-kaiwa2]思い出すと今でも泣けてくるー![/st-kaiwa2]
引っ越しのたびに子ども関係の手続きやフォローが大変
ポイント
・幼稚園は空きを探すところから始まる
・不安定になる子どものフォローが必要
子どもが小さいうちはまだいいんだけど、幼稚園(保育園)や小学校に通うようになってくると転園・転校の手続きが大変です。
特に幼稚園の場合は空きのある幼稚園探しから始まるから、一筋縄ではいかないもの。
それに、大きくなってくると子どもが感じる不安や不満のフォローもしなくちゃなりません。
わたしの場合、前回の転勤は幼稚園入園前だったので園の手続きや子どものフォローもそこまで大変じゃなかった。
[st-kaiwa1]それでも申し込んでいたプレ幼稚園をキャンセルして、新しい土地で探しまくったりはしたよ。[/st-kaiwa1]
子どもも家が変わったことには多少戸惑っていたけど、まだお友達関係のことで引っ越しを引きずったりはしない年齢だったんですよね。
心配なのは、次の転勤。
今、娘は幼稚園の年中さんなので「仲のいいお友達」ができあがっています。
そこからの引っ越し・転園は娘にとってもダメージが大きいと思うので親のフォローが必要だなと思っています。
転妻の子育て環境はストレスがたまりやすい
子どもはかわいいけれど、子育てってストレスが多いのも事実。
転勤族の子育ては、さらにストレスのたまりやすい要因があります。
- 仕事を辞めてついていくので専業主婦になりがち
- 頼れる人がいないので、基本はワンオペ
- 気持ちを吐き出すママ友もゼロからのスタート
ざっと書き出すとこんな感じですかね。
そう、子育てを一人でかかえこみがちになってしまうんです。
仕事を辞めてついていくので専業主婦になりがち
夫の転勤のために、自分の仕事を辞めてついていく転妻は多いですよね。
[st-kaiwa1]わたしもそのひとり![/st-kaiwa1]
落ち着いてきたらパートを始めたり、在宅で仕事をしている人もいるけれど、専業主婦も多いです。
専業主婦の何がつらいかって、一日中子どもとべったりなこと!
幸せな時間であることは間違いないんだけど、自分の時間がちっともないんだもの、けっこうキツいものがあります。
[st-kaiwa2]子どもが幼稚園に入る前がいちばんしんどかったな…[/st-kaiwa2]
頼れる人がいないので、基本ワンオペ
実家が近ければ気軽に遊びに連れて行ったり、ちょっと親にみててもらったりもできるけど、転勤族はそれができない。
業種にもよるけれど、夫の帰りが遅い家もけっこうあります。
[st-kaiwa1]うちも、平日夫が帰ってくるのは娘が寝てから![/st-kaiwa1]
一時預かりを利用したり、家政婦サービスなんかもあるけれど、「自分がリフレッシュしたい」って理由で頼むのって、頼みずらいんですよねー。
ほんとはもっと気軽に使っていいんだけど、なかなかね…
気持ちを吐き出すママ友もゼロからのスタート
子育てのストレスって、同じ立場のママたちと思いを共有することで発散できることも多いです。
だけど、転勤して引っ越したばかりだとそういうママ友さえいないんですよね。
[st-kaiwa1]気軽に気持ちを吐き出せるママ友を引っ越しのたびに見つけるの、大変よ![/st-kaiwa1]
夫も疲れて帰ってくるからあんまりグチグチすると雰囲気悪くなるし…。
気持ちを吐き出せないから、ストレスためこみやすくなります。
【参考記事】
>>「転勤族の妻は最初はみんな友達いないよ!孤独な時期の対処法。」を読む
転勤族の子育てのメリットって何?
ここまで読んで、気持ち重たくなっちゃいましたかね?
こんなに大変な転勤族の子育てだけど、いいところもあります!!
- 家族の絆が強くなる
- 経験値が高くなって自分が成長する
- たくさんの人に出会える
家族の絆が強くなる
なんでも家族で乗り越えていかなくちゃいけないので、夫との話し合いも増えるし、協力しあうことも多くなります。
そうすることで、家族の絆が強くなります!!
例えば、わたしと娘が風邪で寝込んだ時がありました。
わたしもダウンしているので、娘の世話もできないし、病院にもつれていけない。
実家が近くて親に頼ることができれば、きっと夫はわたしたちを親に託して会社に行くでしょう。
でも、近くに頼れる人はいない。
夫が会社を休んで世話をしてくれたり、半休をとって病院に連れていってくれたりしました。
転勤族じゃなければ、こうやって家族一丸となって助け合うことは少なかったかもしれないと思います。
経験値が高くなって自分が成長する
悩みや困ることが多いとその時は大変だけど、ひとつひとつ乗り越えていくと自分が成長できます。
娘のことで、知らない土地で人生初めての救急車にも乗ったし、入院もしました。
次にまた似たようなことが起こったら、前よりもうまく対処できると思うし、その経験で友人を支えられるかもしれない。
わたしの場合、こうやってブログの記事にして誰かの助けになっているかもしれない。
[st-kaiwa1]転勤族、強くなれます!![/st-kaiwa1]
たくさんの人に出会える
子どもを通して出会える人たちって、ほんとたくさんいます。
子どもを連れて公園に行くだけで言葉を交わす人ができたり、子育ての集まりでいろんな親子に出会ったり。
子どもがいなかったら、転勤先で出会う人の数もこんなにいないんじゃないかな、と思います。
子育てをしていると、社会とつながりが持ちやすいんですよね。
[st-kaiwa1]子どもが連れてきてくれた縁、とてもありがたいですよ。[/st-kaiwa1]
まとめ
転勤族の子育ては、普通の子育ての大変さに加えて、頼れる相手が圧倒的に少ないという大変さがあります。
だから妻ひとりでいろいろ抱え込んでしまいがち。
ただ、そんな大変さを必死に乗り越えてきたからこその家族の絆や、自分自身の成長もあります。
特に子どもがいることで社会ともつながりやすく、出会いも多くなるのは孤独を抜け出す大きな助けにもなります。
子連れ転勤生活、共にがんばりましょうー!
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