「引っ越し」と聞くと、荷造りして荷物を運び出すシーンがパッと思いつくものです。
だけど、実際はそこにたどり着くまでの道のりも結構大変だったりするんですよね。
特に、家庭のある会社員の転居が必要な転勤となると、荷造りの前に重要なステップがたくさん!
今回は転勤の辞令が出てから引っ越しまでにやることを、5つのステップに分けて紹介します。
引っ越しまでの流れを確認するのに役立ちます。
転勤の辞令が出てから引っ越しまでの5つのステップとは?
- 帯同するのか、単身赴任するのかを決める
- 家を探す
- 引っ越し業者と日程を決める
- 移転手続きを各種進める
- 荷造りする
これが引っ越しするまでの5つのステップです。
大変なイメージのある荷造りは、最後の最後。
それ以前に決めるべきことを決めていかないと、そこまでたどり着けません。
準備期間は会社によってさまざまだけど、長くて3ヶ月、短くて1~2週間。
短い場合は時間との勝負です!
[st-kaiwa1]ちなみにわが家は3週間前後。バタバタです。[/st-kaiwa1]
帯同か単身赴任かを決める
転勤の辞令が出たら、一番最初に決めることが「家族で帯同するのか、本人だけ単身赴任するのか」ということ。
ある程度、普段から各家庭で方向性は話し合っていると思います。
ただ、時と場合によっても出す答えが変わってきますよね。
- 子どもの有り無し
- 子どもの年齢
- 時期のタイミング
- 赴任先がどこなのか
- 期間が決まっているかいないか
こういった条件を踏まえて、帯同か単身赴任かの最終決定を下します。
【さらに詳しく知りたい!】
>>「転勤族は家族帯同か単身赴任か。様々なパターンと、他の道を知っておこう。」を読む
家を探す
誰が引っ越しをするのかが決まったら、いよいよ家探し。
社宅がある場合は、ここは省けるステップですね。
会社に家探しを依頼できる場合もあります。
自分で探す場合、行ける範囲で時間があればいくつか内見をして決めることができます。
遠方で行くことが難しい場合は、ネットの情報のみで家を借りる契約をすることになります。
実際に見て決めるのが一番なのは言うまでもないんだけど、物件を見学せずに家を決めた経験のある転勤族の方ってわりと多いです。
わが家は会社に探してもらうこともできるけど、自分好みの物件に住みたいので毎回自分たちで探しています。
【さらに詳しく知りたい!】
>>「短時間で効率よく賃貸を探す方法!で転勤族の引っ越しを乗り切ろう。」を読む
>>「転勤族の実例!家賃の値下げ交渉が成立した4つのポイントとは?」を読む
引っ越し業者と日程を決める
新しく借りる家が決まると、いよいよ引っ越し業者と日程を決める段階に入ります。
- 新住所
- いつからそこに住めるのか
この2つが決まらないと、引っ越し日を決められないからですね。
だいたいの行き先で業者に見積もりを出してもらうこともできるけれど、引っ越しの値段は日程によっても変わってきますから。
転勤による引っ越しは、会社によって業者の決め方がさまざま。
- 複数の業者の見積もりを会社に提出し、決定する
- 会社が指定した業者を利用する
どちらかの場合が多いと思います。
わが家の場合は会社指定の引っ越し業者を利用する決まりなので、新居が決まったら指定の業者に見積もりにきてもらいます。
各種手続き開始
家と引っ越し日が決まると、ようやく引っ越し手続きを進めることができるようになります。
主な引っ越し手続き
- 退去の連絡(引っ越しの日程が決まる前に退去予定ありの連絡を入れておくとスムーズ)
- 水道光熱費の手続き
- 市役所への届け出(転出届)
- 幼稚園、学校、習い事など子ども関係のこと
家族の人数に比例して、手続きすることが増えます。
漏れがないように、書き出して管理することをおすすめします。
荷造りをする
「荷造り」の中には2つのすることがあります。
- 持って行かないものを決めて処分する
- 持って行くものを決めて箱に詰める
不要なものの処分は、普段の生活でも意識している方が多いですよね。
「引っ越しを機に捨てよう」といったものを選別して、実行に移していきます。
新居に持って行くものについては、業者が決まって段ボール箱が届いたら荷造り開始!
子どもが小さいと日中の作業が進まないので、預かり保育や一時保育、ベビーシッターなどを利用するのも手です。
まとめ
「転勤で引っ越しする」と一口に言っても、引っ越しにこぎつけるまでに重要なことって意外とあります。
1.帯同するのか、単身赴任するのかを決める
2.家を探す
3.引っ越し業者と日程を決める
4.移転手続きを各種進める
5.荷造りする
の5つのステップですね。
特に帯同するか単身赴任するかなんて、家族としての在り方を決めることになりますから、本当に重大。
数日間の話し合いでは答えが出せないこともあるので、普段から夫婦お互いの考えを共有しておくことが大事だなぁと思っています。
とはいえ、やってみてダメだったら軌道修正すればいいので、その時点でのベストな結論が出ればよし!ですね。
家探しや業者決めなど、「選んで決める」ことがたくさんあります。
精神的な疲労もたまりやすいので、睡眠はしっかりとりながら、一歩一歩進めて行きましょう。
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