引っ越し前日と当日にやることをチェックリストにして解説します。
段取り次第で動きがスムーズになりますので、当日の流れを頭に入れておきましょう。
転勤族の妻として9年の間に3回引越しをしたわたしの経験をもとにしています。
引っ越し準備の期間ごとに記事を分けて説明しているので、一歩ずつ準備を進めていきましょう。
まとめ記事 「転勤族のための引っ越し準備やることチェックリスト【印刷可】」
手順1 「転勤での引っ越しでまず初めにやることは何?スムーズにいくコツを伝授」
手順2 「引っ越し3週間前から3日前までにやることリスト。」
手順3 「いよいよ引っ越し!前日と当日にやることチェックリスト。」←いまココ!
引っ越し前日にやること
- 引っ越し荷物に入れないものを分けておく
- 冷蔵庫のコンセントを抜く
- 洗濯機の水抜き
- 当日の食糧の手配
ほとんどの荷物が段ボールに入り、部屋ががらんとしてくる引っ越し前日。
この家で過ごす最後の夜は感傷的な気持ちになりますね。
引っ越し前日は、当日の動きを考えながら備えをしておきましょう。
引っ越し荷物に入れないものを分けておく
引っ越しの荷物に入れないものをしっかり分けておきます。
- 貴重品
- 引っ越し当日使う書類関係
- 1泊分の着替えや洗面道具(予備をもつなら2日分用意)
- 新居ですぐに使うもの(引っ越し挨拶の粗品とか、トイレットペーパーとか)
引っ越し当日は業者の方が複数人で作業をしてくれるので、目が届かないこともありますよね。
手元に必要なものまでトラックに積んでしまうことがないように、荷物をちゃんと分けておくことが大事。
ボストンバッグやスーツケースなどに荷物をまとめておくと、運びやすいです。
自家用車で移動するなら「この段ボールはトラックに積まない箱」とわかるようにして物を入れておくのもいいですよ。
わが家は引っ越し荷物が翌日に届くことが多かったので、1泊分の着替えや洗面道具が必要でした。
荷物が届かない、何か事故が起きたなどのトラブルに備えて2泊分のものを用意しています。
冷蔵庫のコンセントを抜く
引っ越し前日の夜までには冷蔵庫のコンセントを抜きます。
これは冷蔵庫の霜取りをして、引っ越し最中に冷蔵庫から水が漏れるのを防ぐため。
もちろん冷蔵庫の中身は空っぽにしておきます。
中身が中途半端に残った冷蔵の調味料などがある時は、
- 思い切って全部捨てる
- 保冷材を詰めた保冷バッグに入れて持って行く
- 親しい友人にもらってもらう
などして処理します。
洗濯機の水抜き
洗濯機も運んでいる途中で水が出てこないように、水抜きをしておきます。
使っている洗濯機によってやり方が様々なので、説明書を読んでやってくださいね。
また、ドラム式の洗濯機など運搬用の固定器具がある場合は前日に準備しておくといいです。
当日の食糧の準備
引っ越し当日は調理もできないし、何時に終わるかなどの予定が立てにくいです。
どんなスケジュールでも対応できるように、食べるものを用意しておくと便利です。
常温で置いておける菓子パンや、ペットボトルの飲み物などを買っておきましょう。
小さい子どもがいる場合は、おやつとして食べられるものも忘れずに!
引っ越し当日、旧居でやること
- 最後の荷物梱包
- 業者対応
- ガスの立ち合い
- 荷物運搬後の掃除
- 挨拶
- 鍵の返却
いよいよ引っ越し当日。
まずは今住んでいる家を出る作業ですね。
最後の荷物梱包
朝起きて、直前まで使っていたものを段ボールに詰めます。
洗面用具など水気のあるものはビニール袋に入れて、段ボールにおさめましょう。
引っ越し業者が来てからはわりとあっという間に荷物の運び出しが終わってしまうので、なるべく業者の方が来る前に済ませておきたいですね。
業者対応
引っ越し業者が到着したら、代表の方とその日の段取りを打ち合わせします。
作業が始まったらなるべく邪魔にならないように。
荷物について聞かれることもあるので、すぐに答えられるように近くで待機しながら過ごします。
引っ越し業者に心づけは渡す?
これは正直、その家庭しだいですよね。
わたしの周りでも、渡す派と渡さない派でバラバラです。
渡すものは、
・お金を渡す(5,000円くらい)
・飲み物を渡す(人数分かちょっと多めに)
が多いです。
作業チームのリーダーに渡すようにします。
引っ越しの間、子どもが騒いでしまう
小さい子連れだと、子どもが騒いでしまうのが気がかりという場合もありますよね。
引っ越し作業は子どもにとってはつまらないですもの。
大人が複数いれば、作業の間は子どもを外に連れ出して遊んでいるということができます。
大人が一人で対応しなくちゃならない時は、ベビーシッターを手配するのもありです。
家で相手をしてもらうだけでも違いますし、可能であれば外に連れ出してもらうこともできます。
ベビーシッターサービスは登録してから利用できるようになるまで時間がかかるところが多いので、必要なら事前に準備しておきましょう。
ガスの立ち合い
ガスは最終日にガス会社の立ち合いがあります。
入居時に保証金を払っている場合は返金されるので忘れずに確認してください。
保証金の領収書を用意しておくと確実です。
荷物運搬後の掃除
荷物が全部運び終えたら、軽く掃除をして家を出ます。
古くなった雑巾など、使ったら捨てられるようにしておくと便利。
清掃業者が入るので念入りにする必要はないですけどね。
引っ越し業者が掃除機をかけておいてくれたりすることもあります。
挨拶をする
- ご近所付き合いがあった場合
- 大家さんが個人の方でお世話になった場合
などは最後の挨拶をします。
鍵を返却する
基本的には、不動産屋など管理会社の方と立ち会って鍵の返却をします。
合鍵も含めてすべての鍵を用意しておきましょう。
この時に部屋の状態をチェックすることが多いですね。
返却方法は管理会社によって違うので、指示に従いましょう。
時には、鍵はポストに入れておいてくださいなんて言われることもありました。
引っ越し当日、新居でやること
- 鍵の受け渡し
- 近所への挨拶
- 荷受け
- ガス開栓
- 電気の使用開始
- 水道の使用開始
鍵の受け渡し
鍵をもらっていざ入居!
引っ越し業者が来る前にやっておきます。
この時に、ゴミ出しのルールとか郵便受けの開け方、町内会のことなどを教えてもらいます。
部屋に入ったら、引っ越しの荷物が届く前に壁や床の傷や汚れがないかチェック!
気になるところがあったら写真を撮っておくとよいです。
近所への挨拶
最近は近所への引越し挨拶をしない家庭も増えているけれど、子どもがいるならやっておいたほうがいい。
ひとことでも言葉を交わしておくことで、変なトラブルを避けられたりしますから。
できれば引っ越しのトラックが来る前にした方がいいですが、無理はしなくても大丈夫。
なるべく早いタイミングで挨拶に行きましょう。
挨拶の粗品は?
持って行くのは好みが分かれにくく、保存しやすい生活用品がおすすめです。
賃貸だったら予算は300円前後かな。
わたしは「ラップ」と決めています。
その理由と使い勝手のよさはこちらの記事を読んでくださいね。
>>私が引っ越し挨拶の粗品にラップを選ぶ5つの理由。包装とのしを写真で解説!
挨拶に行く範囲は?
基本はマンションなら両隣と上下階のお部屋。
一戸建てなら両隣と裏など敷地が面しているお家。
ただし、賃貸でも一戸建ての場合は町内会とのからみがあったりするので要注意です。
詳しくはこちらで解説しています。
賃貸マンション(アパート)の場合
>>引っ越しの挨拶。賃貸マンションはいつどこまで行けばいい??
賃貸戸建ての場合
>>戸建ての賃貸で引っ越し挨拶はどこに行く?住んでわかった気を付けたいこと。
荷受け
引っ越し業者が到着して荷物を運び入れる時は、どこの部屋に何を運び込むのかを指示します。
破損している家具がないか、箱の数は合っているかチェックしましょう。
特に組み立て式の家具などは、ネジがなくなっていたりすることもあるので要注意。
荷物が運び終わったら、業者の方と一緒に荷物の運び入れによる傷がないか確認します。
引っ越しに使った段ボールの回収方法についても、期限や回数を確認しておきましょう。
ガス開栓
ガス会社の人に来てもらって、立ち合いをします。
この時に保証金を払う場合があるので、現金を多めに用意しておくといいです。
電気と水道の使用開始
電気と水道は立ち合いは不要です。
電気はブレーカーをあげて使いはじめましょう。
アンペア数の変更をしたい場合は、まず管理会社に変更していいか確認をとって、後日電力会社にブレーカーの工事をしてもらいます。
水道は蛇口をひねって水がでることを確認し、使用開始のハガキをポストに投函します。
まとめ
引っ越しの当日は荷物がダイナミックに動きます。
大事な物やすぐに使いたいものが荷物にまぎれないように、しっかり分けておいてくださいね。
荷物の運び入れまで終われば、だいぶ引っ越しの終わりが見えてきます。
引っ越しは体力もつかうし、精神的にも疲れます。
しっかり休養をとりつつ、あとひと踏ん張り!ファイト!
この記事のやることリストは印刷できます。
こちらのページからダウンロードして使ってくださいね。
→転勤族のための引っ越し準備やることチェックリスト【印刷可】
引っ越しの次のステップはこちら。
→「引っ越し後1週間~2週間にやることリスト。新生活の始まりだ!」
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